
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:平出 美穂子
🇯🇵 福島県 / 郷土料理(福島県)
えご
「えご」とは「エゴ草」と呼ばれる海藻を煮て溶かし、四角く固めた料理のこと。寒天やゼリーのような食感がくせになる一品で、からし醤油などをつけて食べる。主に日本海側で食べられている郷土料理で、福島には江戸時代後期に新潟から酒の肴として持ち込まれ、宿場町であったために根づいて伝承されていったと言われている。現在は西会津のほか、阿賀川、只見川流域でよく食べられているという。作られるようになったのは明治時代頃。新潟からやってきた行商がえごを売り歩くこともあったとされている。ちなみに地元ではえごをなまって「いご」と呼ぶこともある。
材料
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
【下ごしらえ】えごは水洗いし、よくごみを取り除き、10~20分水に浸しておく。冬は「寒ざらし」といって夜、雪の上にさらしておくと白くできあがる。
えごを鍋に入れて十分かぶる程度の水を入れ、えごが溶けるまで20~30分中火にして、ゆっくりとヘラでかき混ぜる(溶けないようなときは、酢を大さじ1杯入れる)。
ブツブツとはねるようになり、ヘラですじを入れてどろっとするようになったら火からはずす。
四角いバットに流し入れ固める。寒天と同類なので夏は2時間くらい、冬1時間くらいで固まる。
好みの形に切り分けて、からし醤油で食べる。残ったときには味噌漬けにして、翌日食べるとまた違った味を楽しむことができる。また、地域によっては、砂糖などをかけて甘いおやつとして食べるところもある。




